大学に進学しておらず高校卒業後中途採用で社会人になった私は、大学を卒業している方と自分をどうしても比べてしまうようになり負い目を感じていました。
経済や社会に対する知識が少ない自分が悔しくて、何か勉強してみよう、資格を取得したら何か変わるかもしれないという考えになり、『日商簿記』を勉強してみることにしました。
数ある資格の中でも、『日商簿記』を選んだ理由としては、今後生きていく中で転職や昇格など何か役に立ちそうとだなと感じたからです。
独学で勉強をし資格取得が出来たため、勉強法、おさえた方がいいポイントを紹介します!
前置きが長くなってしまいましたが、ここから5分程で読んでいただけると思いますので
お付き合いいただけると嬉しいです。
簿記とは
まずは、『簿記』の資格について簡単に説明します。
簿記とは、「お店や会社で行われたお金の取引やものの取引を記録する方法」です。
お金の取引、ものの取引は日々行われています。日々の取引を帳簿に記録をして、1年の終わりには
決算書を作るという一連の流れの作業をいいます。
簿記の流れ
簿記の流れを図で表すとこのようなイメージです。
簿記の中で基本中の基本となってくる部分が、「仕訳」になるので「仕訳」をしっかり理解できるかが
資格取得の肝になってくると思います。
簿記3級試験について
簿記3級の試験は、第一問(仕訳問題:配当45点)、第二問(総勘定元帳記入問題など:配当20点)、第三問(損益計算書、貸借対照表の作成問題:配当35点)の作りになっています。
仕訳の基礎が分かっていれば、スムーズに問題が解けるかと思います。
もちろん目指すべきは全ての問題で点数をとることですが、配当が大きい仕訳問題と損益計算書、貸借対照表の作成問題は点数を取りたいところですね。
また、試験は統一試験も年に3回ほどありますが、都合が悪い、もっと早く取得したいとなった場合、ネット試験という方法もあります。
私も、ネット試験で簿記3級を取得しました。自分が受けたい日時と会場、試験内容をで申し込みをして(ネットから申し込みが可能です)、当日申し込み時間、会場に行き、パソコンで試験を受けます。
パソコンに触れることに慣れている方であれば、ネット試験はおすすめです。
私が行った勉強法
ここからは、私が実際に行った勉強法について紹介します。
テキスト選び
テキストは人それぞれ分かりやすい、分かりにくいとあると思うので実際に本屋さんなどで
見て決めていただくのが良いかと思いますが、簿記の勉強が初心者だった私はこれを選びました。
先ほどの章で、「仕訳」がポイントになってくるとお伝えしたのですが、各取引の「仕訳」をとても分かりやすく解説してくれるテキスト。
私はこのテキストを5周以上読み返しました。理解しづらい部分は声に出して読んでみたり、それでも分からない場合はネットで検索をして理解を深めました。(かなり分かりやすく説明があるので検索するケースは少なかった)
練習問題を解く
テキストで「仕訳」の理解、簿記の流れの理解が出来てきたら、ただただ問題を解きます。
テキストにも練習問題はありますが、私は問題を沢山解きたかったので問題集も購入しました。
テキストも問題集も出版元が同じところを選んでいます。
この問題集の良いところは、本試験の模擬問題が3回分ついているところ、WEBアプリで仕訳の猛特訓ができるところ、ネット試験にも対応しているところ、何より解説がとても分かりやすいところです。
仕訳のアプリを活用する
問題集についてくる仕訳アプリも使用しましたが、もっと簡単に仕訳の問題を解きたいと思い
ダウンロードしたアプリがこちら。
このアプリは仕訳の問題が選択式で簡単に回答が出来ますし、ダウンロードしておけば電車の移動中、
会社の休み時間どこでも解くことが可能なので、私は移動時間で問題をひたすら解いていました。
まとめ
今回は私が実践した、日商簿記3級の勉強法、おさえるべきポイントをお伝えしました。
ポイントは、何度もお伝えしていますが、「仕訳」を理解することだと思います。
始めは理解するのにかなり苦労しましたが、テキストを2周したくらいである程度内容が入ってくるかと思います。
もしこれから日商簿記3級を勉強する方、今現在勉強されている方がいらっしゃったら試してみてくださいね。
日商簿記3級を取得して、今のお仕事、これからのお仕事、生活に役立てましょう。
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